ピアノを共に弾こう!みんなで楽しむ新感覚ピアノ(PWM)🎹

Multi players piano

前回はPWMの波形1つにフォーカスしました。今回はLPFで復調された波形を見ていきたいと思います。

前回:ピアノを共に弾こう!みんなで楽しむ新感覚ピアノ(マイコン基板)🎹 - robotoGAsensei’s diary

  • 電気(キースイッチ、マルチプレクサ、ESP32周辺)
  • メカ(バネ・ヒンジ構造)
  • ソフト( PWM ファミコン音源 ) ← 今回

基板構成

マイコン基板

PWM復調回路

マイコンのPWM機能を使って各種波形を変調して出力しています。 最終的にオーディオ信号として出力するためにPWM変調された波形をLPFで復調しています。 今回は復調された後のsin波を見ていきたいと思います。 88個全て確認するのは大変なので各オクターブの「ド」の音を確認しました。 オペアンプの出力はクリップして見にくいので、LPF出力を見ながら周波数を確認していきます。

期待通りの周波数のsin波になっているでしょうか?

ド:C1

ド:C2

ド:C3

ド:C4

ド:C5

ド:C6

ド:C7

ド:C8

概ね期待通りでした。

とは言え、どの音程も周波数が低い方向にズレるのは何かが潜んでいる気がします。 追って原因追究していきたいと思います。

音程 期待値 実測値 誤差
ド:C1 32.70Hz 31.12Hz 4.8%
ド:C2 65.40Hz 62.22Hz 4.9%
ド:C3 130.8Hz 126.5Hz 3.3%
ド:C4 261.6Hz 253.5Hz 3.1%
ド:C5 523.2Hz 494.3Hz 5.5%
ド:C6 1046Hz 1020Hz 2.5%
ド:C7 2093Hz 2070Hz 1.1%
ド:C8 4186Hz 4080Hz 2.5%